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2008年12月27日

年末年始営業のご案内

12月29日より31日まではお休みさせていただきます。

お正月は元旦より平常どおり営業して皆様のお越しをお待ちしております。 

なお、1月7日(水)は定休とさせていただきます。

2008年12月21日

紅茶専門店アンナマリア 店主のお茶の履歴書 -日々、お茶と共に-      第14回 本物のスリランカ紅茶との出会い ― とうとうゲット 最高のウバ ―

目 次

第1回 中国料理を通して ―中国茶との出会い―

第2回 主婦の憩いの時間に ―お茶はいつも正しく淹れて―

第3回 UVA そして DIMBULA

第4回 インド料理を通して ―スパイス入門―

第5回 園芸と農業(1) ―一人だけのティータイム―

第6回 園芸と農業(2) ―岐路 もしかしたらガーディナー

第7回 シンガポール時代(1)  ―料理のこと―

     第8回 シンガポール時代(2) ―紅茶のこと―

   第9回 シンガポール時代(3) ―中国茶のこと―

  第10回 ウバの正体を知る

  第11回    静岡の緑茶と静岡の紅茶について

  第12回 米国フィラデルフィア美術館 ―茶室「寸暇楽庵」見学― 

  第13回 本物のインド紅茶との出会い ―ダージリンの奥深さを知る―

第14回 本物のスリランカ紅茶との出会い ― とうとうゲット 最高のウバ

第15回 ロンドン研修 The Lanesboroughでの7日間

第16回 登録商標「紅茶専門店Anna Maria ―名前の由来―

第17回  終わりに 垣間見た歴史 ―紅茶を通して―

 

紅茶専門店を開く時に、インド紅茶専門店にするつもりでしたが、私が30年近く捜し求めていた本物のウバにある日幸運にも出会えたことにより、スリランカの紅茶も扱うことにしました。

 

開店を2,3ヶ月後に控えていたある日、夫の事務所のすぐ近くにスリランカ人の経営する紅茶専門店があることに気がつきました。  夫と二人でそこを訪れて、ウバとディンブラーを飲んで見ました。 確かにそれらは30年前に飲んだことのある、もっとさかのぼると、子供の頃に飲んだことのある、あの懐かしい「清明且つ明快」な味わいのセイロンティーでした。 どれ程捜し求めても手に入れることができなかった紅茶を、紅茶専門店を開店しようとしていた正にその時、手に入れることができたのでした。 大変不思議なことであったと今でも思っています。

 

せっかく長年探していたウバがやっと手に入ったのですが、体質が変化したせいか、クオリティーシーズンウバの際立つアロマが強すぎて常飲はできず、午後の体調の良い時だけ気分転換を兼ねて飲んでいます。

 

 

「紅茶専門店Anna Maria店主のお茶の履歴書」は来週と新年第1週はお休みとし、1月11日()からとさせていただきます。

 

 

2008年12月13日

紅茶専門店アンナマリア 店主のお茶の履歴書 -日々、お茶と共に-      第13回 本物のインド紅茶との出会い ―ダージリンの奥深さを知る―

目 次

第1回 中国料理を通して ―中国茶との出会い―

第2回 主婦の憩いの時間に ―お茶はいつも正しく淹れて―

第3回 UVA そして DIMBULA

第4回 インド料理を通して ―スパイス入門―

第5回 園芸と農業(1) ―一人だけのティータイム―

第6回 園芸と農業(2) ―岐路 もしかしたらガーディナー

第7回 シンガポール時代(1)  ―料理のこと―

     第8回 シンガポール時代(2) ―紅茶のこと―

   第9回 シンガポール時代(3) ―中国茶のこと―

  第10回 ウバの正体を知る

  第11回    静岡の緑茶と静岡の紅茶について

  第12回 米国フィラデルフィア美術館 ―茶室「寸暇楽庵」見学― 

第13回 本物のインド紅茶との出会い ―ダージリンの奥深さを知る―

第14回 本物のスリランカ紅茶との出会い ― とうとうゲット 最高のウバ

第15回 ロンドン研修 The Lanesboroughでの7日間

第16回 登録商標「紅茶専門店Anna Maria ―名前の由来―

第17回  終わりに 垣間見た歴史 ―紅茶を通して―

 

まだ二人の息子たちが赤ん坊の面影を残していた幼子だったころ、見慣れない包装の紅茶を頂きました。 年子で生まれた男児の育児で疲れた時、一休みしてその紅茶を飲むことは束の間の憩いのひとときでした。 その紅茶は、一つはUva、もう一つにはDimbulaとその入れ物に印刷されていました。  

 

その紅茶がとてもおいしかったので、その紅茶を買い求めるために、1975年ごろから1995年ごろまでウバやディンブラーという紅茶を探し続けていたのですが、どこへ行っても見当たらず、そのウバやディンブラーには二度と回り逢えないとすっかりあきらめ、静岡の川根で作られる日本の紅茶を飲んでいたのですが、その頃、インド紅茶をインターネットで販売する会社の紹介記事を新聞で読みました。 早速ダージリンを購入して飲んでみたところ、その味は特徴的で大変おいしいものでした。 量り売りなどで売られているダージリンの2、3倍ほどの価格だったと思いますが、味も値段に比例していました。 この会社は様々な茶園のダージリンを扱っておられたので、色々注文して飲んでみました。 ダージリンは収穫される季節によって、はっきりとした特徴を持つことをこの時に知りました。 また、同じ季節のダージリンでも茶葉の形容、色、味、香りは様々で、ダージリンの奥深さを知りました。

 

経験的に、茶葉の中に白い葉や、緑の葉が混ざっているダージリンはおいしいとわかっていましたが、その会社の緑茶のようなファーストフラッシュを見た時、私が今まで飲んでいたダージリンの中に混ざっていた白や緑の茶葉はとっても上等のファーストフラッシュがブレンドされていて、それがおいしさの所以であることがわかりました。 それまで、ファーストフラッシュを飲んだことはあっても、それらの茶葉は全く印象に残っていないほど凡庸で、味わいに感動したことも一度としてありませんでしたので、それはカルチャーショックといってもいいほど新鮮な体験でした。

 

この店のアッサムも今まで私が飲んだことのあるアッサムとは全然違っていました。 水色につやがあり、香りは、チョコレートのような、或いは、昔、嗅いだことのあるパイプタバコのような甘い香りがあり、そして、深い味わいがあるのでした。 私はやっと気が付いたのですが、おいしさは必ずしも紅茶の種類で決まるのではなく、つまり、ウバだからおいしいのではなく、ウバにも等級があり、真に上質な茶葉はそれなりの対価を払わなければ手に入らないと言う事実でした。 私が初めて知ったおいしい紅茶がウバ、及びディンブラーではなく、それらがダージリンとアッサムだったとしたら、おいしいダージリンを探すのに、ウバやディンブラーを探していた時のように、どの店にも置いていない紅茶を探すという、大変な思いはしないで済んだと思います。 ウバの爽快感に対して甘い香りのアッサムは、濃密な香りにより、夢心地になるほどでした。

  

注:

都合により、「第12回 米国フィラデルフィア美術館 ―茶室「寸暇楽庵」見学―」は後回しとし、第16回の後にアップさせていただきますのでご了承ください。

 

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