2008年11月15日

紅茶専門店Anna Maria店主のお茶の履歴書 ―― 日々、お茶と共に ――    シンガポール時代(2) -紅茶のこと -

目 次

第1回 中国料理を通して ―中国茶との出会い―

第2回 主婦の憩いの時間に ―お茶はいつも正しく淹れて―

第3回 UVA そして DIMBULA

第4回 インド料理を通して ―スパイス入門―

第5回 園芸と農業(1) ―一人だけのティータイム―

第6回 園芸と農業(2) ―岐路 もしかしたらガーディナー

第7回 シンガポール時代(1)  ―料理のこと―

   第8回 シンガポール時代(2) ―紅茶のこと―

    第9回 シンガポール時代(3) ―中国茶のこと―

  第10回 ウバの正体を知る

第11回                    静岡の緑茶と静岡の紅茶について

第12回 米国フィラデルフィア美術館 ―茶室「寸暇楽庵」見学― 

第13回 本物のインド紅茶との出会い ―ダージリンの奥深さを知る―

第14回 本物のスリランカ紅茶との出会い ― とうとうゲット 最高のウバ

第15回 ロンドン研修 The Lanesboroughでの7日間

第16回 登録商標「紅茶専門店Anna Maria ―名前の由来―

第17回  終わりに 垣間見た歴史 ―紅茶を通して―

 

シンガポールはスリランカに近いので、日本では手に入らない紅茶を売っているに違いないと期待しましたが、当時どのデパートやその他の商業施設でも、あの忘れられないディンブラー、ウバ と称する紅茶はみつかりませんでした。 日本人駐在員の奥様同士でフランスのブランドのアップルティーが時々話題になっていて、私も試みましたが私の好みではありませんでした。 

 

1980年代以降、各種フレーバーティー、例えばマンゴーティーとかライチティーなどを友人から頂いたことがありましたが、どれも私の好みではありませんでした。 コーヒーにも様々なフレーバーの付いた物があり、これも頂き物でしたが、やはり好きではありませんでした。 シンガポールではマレーシアで作られたBOHというブランドの紅茶が一般的であったので、朝はBOHの紅茶を飲んでいました。 ウバ、ディンブラーという紅茶はとうとう手にすることができず、紅茶に関しては失望して帰国することになりました。

 

前述のBOH紅茶に関してですが、2008年7月に所用でマレーシアに行った折、時間を工面してBOH 紅茶農園を見学してきました。 農園は海抜1500から1600メートルの高地にあり、ティーハウスの広いテラスは農園の上に張り出して作られていて、そのテラスから農園やそれに連なるジャングルを見渡しながら飲む懐かしいBOH紅茶の味は格別でした。

 

かつてイギリス植民地であったシンガポールでは、どのホテルでもハイティーとかアフタヌーンティーが楽しめました。 太ることを気にしながらも、華やかな場所でお菓子を沢山食べられるという甘い誘惑は圧倒的であり、子供たちと、あるいは家族で、あるいは夫の同僚の奥様達と一緒にあちこちのホテルのアフタヌーンティーを楽しんで歩きまわりました。  けれど、彼の地での当時の紅茶の品質に関しては、4つ星・5つ星のホテルでさえ前述したとおりでした。 

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://tea-annamaria.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/61

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)