紅茶専門店Anna Maria店主のお茶の履歴書 ―― 日々、お茶と共に ―― シンガポール時代(1) - 料理のこと -
目 次
第1回 中国料理を通して ―中国茶との出会い―
第2回 主婦の憩いの時間に ―お茶はいつも正しく淹れて―
第3回 UVA そして DIMBULA
第4回 インド料理を通して ―スパイス入門―
第5回 園芸と農業(1) ―一人だけのティータイム―
第6回 園芸と農業(2) ―岐路 もしかしたらガーディナー―
→ 第7回 シンガポール時代(1) ―料理のこと―
第8回 シンガポール時代(2) ―紅茶のこと―
第9回 シンガポール時代(3) ―中国茶のこと―
第10回 ウバの正体を知る
第11回 静岡の緑茶と静岡の紅茶について
第12回 米国フィラデルフィア美術館 ―茶室「寸暇楽庵」見学―
第13回 本物のインド紅茶との出会い ―ダージリンの奥深さを知る―
第14回 本物のスリランカ紅茶との出会い ― とうとうゲット 最高のウバ ―
第15回 ロンドン研修 ―The Lanesboroughでの7日間―
第16回 登録商標「紅茶専門店Anna Maria」 ―名前の由来―
第17回 終わりに 垣間見た歴史 ―紅茶を通して―
夫の転勤に伴い一時期、家族でシンガポールに住みました。
シンガポール在住時には中華料理とマレー料理、又、それらが融合したノンニャ料理、インド、タイ、ベトナム料理などに親しみました。 もともと、中国及びインド料理が我が家の家庭料理でしたので、さほどの違和感も覚えませんでした。 マンゴー、マンゴスティン、ドリヤン、ランブータン、ライチ、パパイヤなど食卓はいつも南国の果物で彩られていました。
あるとき、ふかひれスープを作ってみました。 主材料は、市場で買ってきたまだ温かい鶏一羽、生きている大きなメスの蟹、ふかひれ、鶏の卵です。 蟹を殺さなければならず、食べることは即ち生物の命を頂くということを体験しました。 後にも先にもあれほどおいしいふかひれスープを食べたことはなく、けれども、もう二度と作りたくない一品です。
お手伝いさんにモンキーバナナのバナナケーキの作り方を教えてもらいましたが、日本人に向くようにレシピを整え帰国してから作ってみました。 これは大好評でした。
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